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静岡県の市町別人口の早見表|国勢調査2025の順位と増減

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静岡県の市町別人口の早見表|国勢調査2025の順位と増減

この記事の要点

令和7年国勢調査の確定値(総務省が2026年9月29日に公表)で、2025年10月1日の静岡県の人口は3,465,667人でした。2020年から167,535人減っています。市町別では浜松市765,254人、静岡市658,781人、富士市237,650人の順で、35市町すべてで人口が減りました。減少率がもっとも小さいのは長泉町の0.21%、もっとも大きいのは西伊豆町の14.17%です。

この記事では、35市町の早見表、静岡県全体の数字と全国での位置、5月の速報値との違い、静岡市と浜松市の区ごとの数字、事業での使い方、生成AIに任せる作業をまとめます。

早見表:静岡県35市町の人口(令和7年国勢調査の確定値)

この表の作り方

総務省統計局が公表した令和7年国勢調査の人口等基本集計の第1-1表(原数値)から、静岡県の35市町(23市12町)の行を取り出しました(e-Stat「令和7年国勢調査 人口等基本集計(原数値)」(2026年9月29日公表))。人口は2025年10月1日現在です。2020年の人口は、2025年10月1日の市町の境域に組み替えた値です。

減少率は小数第2位までに四捨五入し、減少率の順位は減り方が小さい順に、四捨五入の前の値で付けました。2026年10月8日に取得したデータからの独自集計です。

35市町の早見表

順位 市町 2025年の人口 2020年の人口 減った人数 減少率(小さい順の順位)
1 浜松市 765,254人 790,718人 25,464人 3.22%(6位)
2 静岡市 658,781人 693,389人 34,608人 4.99%(15位)
3 富士市 237,650人 245,392人 7,742人 3.15%(5位)
4 沼津市 179,139人 189,386人 10,247人 5.41%(16位)
5 磐田市 160,456人 166,672人 6,216人 3.73%(7位)
6 藤枝市 134,425人 141,342人 6,917人 4.89%(14位)
7 焼津市 130,848人 136,845人 5,997人 4.38%(9位)
8 富士宮市 119,089人 128,105人 9,016人 7.04%(21位)
9 掛川市 111,544人 114,954人 3,410人 2.97%(4位)
10 三島市 103,044人 107,783人 4,739人 4.40%(10位)
11 島田市 91,161人 95,719人 4,558人 4.76%(12位)
12 袋井市 86,503人 87,864人 1,361人 1.55%(2位)
13 御殿場市 80,965人 86,614人 5,649人 6.52%(19位)
14 伊東市 61,183人 65,491人 4,308人 6.58%(20位)
15 湖西市 55,167人 57,885人 2,718人 4.70%(11位)
16 裾野市 47,314人 50,911人 3,597人 7.07%(22位)
17 菊川市 45,478人 47,789人 2,311人 4.84%(13位)
18 伊豆の国市 44,124人 46,804人 2,680人 5.73%(18位)
19 長泉町 43,245人 43,336人 91人 0.21%(1位)
20 牧之原市 40,303人 43,502人 3,199人 7.35%(23位)
21 函南町 34,757人 36,794人 2,037人 5.54%(17位)
22 熱海市 31,330人 34,208人 2,878人 8.41%(25位)
23 清水町 31,080人 31,710人 630人 1.99%(3位)
24 御前崎市 28,442人 31,103人 2,661人 8.56%(26位)
25 吉田町 27,735人 28,919人 1,184人 4.09%(8位)
26 伊豆市 25,708人 28,190人 2,482人 8.80%(28位)
27 下田市 17,906人 20,183人 2,277人 11.28%(32位)
28 小山町 17,100人 18,568人 1,468人 7.91%(24位)
29 森町 15,944人 17,457人 1,513人 8.67%(27位)
30 東伊豆町 10,217人 11,488人 1,271人 11.06%(30位)
31 南伊豆町 6,997人 7,877人 880人 11.17%(31位)
32 河津町 6,129人 6,870人 741人 10.79%(29位)
33 西伊豆町 6,085人 7,090人 1,005人 14.17%(35位)
34 川根本町 5,334人 6,206人 872人 14.05%(34位)
35 松崎町 5,230人 6,038人 808人 13.38%(33位)

表から読める3つのこと

人口が10万人以上の市は、浜松市から三島市までの10市です。浜松市と静岡市の2市で県の人口の41.09%を占めます(この記事で計算)。町でもっとも人口が多いのは長泉町の43,245人で、函南町、清水町が続きます。

静岡県全体の数字と全国での位置

人口は全国10位、減った人数は全国で2番目

静岡県の人口3,465,667人は、47都道府県で10番目です。2020年の3,633,202人から167,535人減り、減少率は4.61%でした。同じ表で全国の人口は122,972,528人、2020年からの減少は3,173,571人(2.52%)です。都道府県の行を並べると、静岡県の減った人数は47都道府県で2番目に多く、増減率の順位は28位です(どちらもこの記事で計算)。

図: 静岡県の人口は2020年の3,633,202人から2025年の3,465,667人へ167,535人減り、世帯数は1,483,472世帯から1,508,510世帯へ25,038世帯増えた
図解1|人口は167,535人減り、世帯数は25,038世帯増えた

人口は減り、世帯数は増えた

一方で、静岡県の世帯数は1,508,510世帯で、2020年の1,483,472世帯から25,038世帯増えました(1.69%)。人口が減って世帯数が増えたので、1世帯あたりの人数は小さくなっています。単身や夫婦だけの世帯が増えると、住宅、食品の売り方、宅配や見守りのサービスなど、世帯の数と形で決まる需要が変わります。人口だけでなく世帯数の列も一緒に見ておきます。

5月の速報値と9月の確定値の違い

県の人口は速報値より3,178人少ない

国勢調査は、5月29日に人口速報集計(速報値)、9月29日に人口等基本集計(確定値)と、段階を分けて公表されます。県のまとめでは、速報値の静岡県の人口は3,468,845人、2020年からの減少は164,357人(4.5%)でした(静岡県企画部統計活用課「令和7年国勢調査 静岡県の人口(速報値)」(令和8年5月・PDF))。確定値は3,465,667人なので、3,178人少なくなりました。

図: 5月29日の速報値3,468,845人、9月29日の確定値3,465,667人、令和8年12月の移動人口の男女・年齢等集計へと続く公表の流れ
図解2|速報値から確定値へ、次は令和8年12月の集計
市町 速報値 確定値 差
浜松市 765,750人 765,254人 496人少ない
静岡市 659,620人 658,781人 839人少ない
富士市 237,793人 237,650人 143人少ない
沼津市 179,438人 179,139人 299人少ない
磐田市 160,548人 160,456人 92人少ない
長泉町 43,257人 43,245人 12人少ない

減少率の1位が入れ替わった

速報値では、減少率がもっとも高いのは川根本町の14.3%(888人)、次いで西伊豆町14.2%(1,004人)、松崎町13.4%(807人)でした。確定値では西伊豆町が14.17%(1,005人)で1位、川根本町が14.05%(872人)で2位になり、順番が入れ替わっています。0.1ポイントほどの差の順位は、速報値と確定値で変わることがあります。

資料にはどちらを使うか

確定値が出た後は、確定値に差し替えます。速報値と確定値を1つの表に混ぜると、合計や順位が合わなくなります。県の統計のまとめによると、今後は令和8年12月に移動人口の男女・年齢等集計が公表される予定です。年齢別や移動の数字は、その公表を待って別の表として扱います。

静岡市と浜松市を区ごとに見る

区 2025年の人口 2020年からの減少率
浜松市中央区 591,034人 2.78%
浜松市浜名区 150,578人 3.51%
浜松市天竜区 23,642人 11.54%
静岡市葵区 237,966人 4.55%
静岡市駿河区 204,879人 3.82%
静岡市清水区 215,936人 6.55%

浜松市は中央区に人口が集まる

浜松市は令和6年1月1日に7区から3区になりました。2025年の浜松市の人口の77.23%が中央区に住んでいます(この記事で計算)。天竜区は減少率が11.54%で、市の中でも減り方に大きな差があります。浜松市を1つの数字で扱うと、中央区と天竜区の違いが見えなくなります。

図: 浜松市は中央区・浜名区・天竜区の3区で中央区が77.23%、静岡市は葵区・駿河区・清水区の3区とも20万人台
図解3|浜松市は中央区に人口が集まり、静岡市は3区とも20万人台

静岡市は3区とも20万人台

静岡市は葵区・駿河区・清水区とも20万人台です。減少率は清水区の6.55%がもっとも大きく、駿河区の3.82%がもっとも小さくなっています。静岡市は、2020年からの人口減少率が政令指定都市の中でもっとも高く、減少数は北九州市に次いで2番目に多いと発表しています(静岡市「2025年国勢調査の人口等基本集計結果の公表」(2026年10月1日 市長定例記者会見資料・PDF))。同じ資料では、静岡市の一般世帯数は過去最多の297,615世帯です。

減り方が小さい市町と大きい市町

減少率が小さいのは長泉町・袋井市・清水町

減少率がもっとも小さいのは長泉町の0.21%で、5年間で減ったのは91人です。続いて袋井市1.55%、清水町1.99%、掛川市2.97%、富士市3.15%でした。長泉町と清水町は、人口密度でもそれぞれ1平方キロメートルあたり1,623.9人、3,527.8人と高く、清水町は35市町でもっとも高い値です。

図: 減少率が小さいのは長泉町0.21%、袋井市1.55%、清水町1.99%。10%を超えたのは伊豆半島の6市町と川根本町
図解4|減少率が小さい3市町と、10%を超えた地域

10%を超えたのは伊豆半島の6市町と川根本町

減少率が10%を超えたのは、河津町、東伊豆町、南伊豆町、下田市、松崎町、西伊豆町の伊豆半島の6市町と、川根本町の7市町です。川根本町は人口密度が1平方キロメートルあたり10.7人で、35市町でもっとも低い値です。人口の多い市だけを見て県全体を判断すると、こうした地域の変化を見落とします。

事業で使う3つの場面

営業エリアと出店の下調べ

営業エリアや店・事業所の候補地を比べるときは、人口と減少率を並べて見ます。人口が多くても減り方が大きい市町と、人口は少なくても減り方が小さい市町では、5年後の見通しが変わります。地価(静岡県の基準地価の読み方|地価調査2026の早見表)や事業所の数(静岡県の事業所数と従業者数の早見表|市町別・産業別)と並べると、候補を絞り込みやすくなります。

採用計画

採用する地域を考えるときは、人口の総数だけでなく、転入・転出の動きも見ます(静岡県の人口移動の読み方と早見表|採用計画を生成AIで下書き)。求人票や会社案内の書き方は、採用業務の記事で整理しています(採用業務の生成AI活用6選|静岡の人手不足を補う)。

社内資料に引用するときの書き方

社内資料には「令和7年国勢調査(確定値)、2025年10月1日現在」と書き、速報値や住民基本台帳の人口と混ぜないようにします。2020年と比べるときは、組み替えた値を使ったことも書き添えます。県の全国順位を資料に入れる場合の注意は、別の記事にまとめています(静岡県の全国順位を資料に使う|100の指標と生成AIの分担)。

生成AIに任せる作業、任せない判断

任せてよい作業

e-Stat の表を表計算ソフトで開いて静岡県の行だけを取り出す手順を書かせる、表の見出しを社内向けに整える、速報値との差を出す計算式を作らせる、表から説明文の下書きを作らせる、といった作業は生成AIに任せられます。

図: 表計算ソフトで静岡県の行だけを取り出し、並べ替えと差の計算をして、生成AIが説明文の下書きを作り、最後に人が出典の表と照合する流れ
図解5|並べ替えと計算は表計算ソフト、説明文は生成AI、照合は人

任せない判断

どの表を使うか(原数値か、不詳を補った値か)、速報値か確定値か、国勢調査と住民基本台帳のどちらを資料の基準にするかは、人が決めます。生成AIに35行の順位を数えさせると、行を飛ばしたり順番を取り違えたりすることがあります。並べ替えと差の計算は表計算ソフトで行い、生成AIには結果の説明文の下書きだけを頼みます。最後に、人が出典の表と照合します。

指示の例

次の表は、令和7年国勢調査(確定値、2025年10月1日現在)の静岡県35市町の人口です。
並べ替えと差の計算は済んでいます。この表だけを使って、社内の営業会議向けに300字の説明文を書いてください。
条件:
1. 表にない数字や、速報値・住民基本台帳の数字は使わない
2. 人口は「人」まで書き、丸めない
3. 当社の営業エリア(浜松市、磐田市、袋井市)について1文ずつ触れる
4. 原因の推測は書かない

自社の売上や顧客の住所を一緒に入れる場合は、入力してよい範囲を社内の生成AI利用ルールで先に決めておきます(静岡の中小企業の生成AI利用ルール|A4一枚で始める)。

まとめ

  • 令和7年国勢調査の確定値で、静岡県の人口は3,465,667人。2020年から167,535人減り、35市町すべてで減少しました。
  • 人口の順位は浜松市765,254人、静岡市658,781人、富士市237,650人。10万人以上の市は10市です。
  • 減少率がもっとも小さいのは長泉町の0.21%、もっとも大きいのは西伊豆町の14.17%です。
  • 速報値(3,468,845人)から確定値で3,178人少なくなり、減少率の1位も入れ替わりました。資料は確定値に差し替えます。
  • 浜松市は中央区、静岡市は3区とも20万人台と、区ごとに見ると減り方が違います。

よくある質問

Q. 静岡県で人口がいちばん多い市はどこですか。

A. 浜松市の765,254人です。2位は静岡市の658,781人で、浜松市が106,473人多くなっています。

Q. 静岡県の人口は全国で何位ですか。

A. 令和7年国勢調査の確定値で、3,465,667人は47都道府県で10位です。

Q. 人口が増えた市町はありますか。

A. ありません。35市町すべてで2020年から減りました。減少率がもっとも小さいのは長泉町の0.21%です。

Q. 町で人口がいちばん多いのはどこですか。

A. 長泉町の43,245人です。函南町の34,757人、清水町の31,080人が続きます。

Q. 速報値と確定値はどちらを使えばよいですか。

A. 2026年9月29日に確定値が公表されたので、確定値を使います。速報値の県の人口は3,468,845人で、確定値より3,178人多い数字です。

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参考・出典