この記事の要点
県の令和6年度の水道料金の一覧では、1か月20立方メートル使用時の県平均は2,536円です。36事業主体で最も安いのは長泉町の1,150円、最も高いのは牧之原市の3,685円でした(静岡県「静岡県の水道の現況」)。
静岡市は2026年6月使用分から値上げし、口径20ミリ・2か月40立方メートルの水道料金は5,214円から5,650円(8.4%)、口径40ミリ・2か月1,000立方メートルの事業所の例は23.9%の改定です。2026年8月から12月使用分のうち4か月分は、水道料金の基本料金の40%を申込みなしで軽減します(静岡市の値上げ・軽減)。
浜松市は2025年10月に平均改定率17.9%で改定し、口径13ミリ・1か月20立方メートルは2,504円です。減額は2026年9月30日使用分で終わりました(浜松市の改定)。県の一覧を使う会社は、各事業主体の現行の料金表で確かめます。
早見表:1か月20立方メートルの水道料金(令和6年度・36事業主体)
この表の見方
表は、県くらし・環境部環境局水利用課の「静岡県の水道の現況」(令和8年3月)にある「上水道事業料金一覧表(令和6年度)」から書き写し、20立方メートル使用時の料金の安い順に並べ替えました。順位はこの記事でつけたもので、同じ金額は同じ順位にしています(静岡県「静岡県の水道の現況」)。

金額は1か月分の水道料金で、県の注記のとおりメーター使用料と消費税を含みます。事業主体には市町の水道のほか、大井上水道企業団と2つの民間の事業者が入っています。「施行日」は令和6年度の一覧に載る現行料金の施行年月日です。※の2市は、令和6年度より後に改定した市で、下の節で現在の料金を説明します。沼津市の令和7年1月1日の改定は、この一覧に入っています。
36事業主体の早見表
| 順位 | 事業主体 | 10立方メートル | 20立方メートル | 料金体系 | 現行料金の施行日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 長泉町 | 570円 | 1,150円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 2 | 小山町 | 550円 | 1,397円 | 口径別 | 令和4年12月1日 |
| 3 | 伊豆の国市 | 1,023円 | 1,584円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 4 | 焼津市 | 748円 | 1,782円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 5 | 富士宮市 | 825円 | 1,815円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 6 | 函南町 | 1,045円 | 2,090円 | 用途別 | 令和元年10月1日 |
| 7 | 浜松市※ | 1,100円 | 2,156円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 8 | 三島市 | 940円 | 2,190円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 9 | 富士市 | 1,342円 | 2,222円 | 口径別 | 令和5年10月1日 |
| 10 | 吉田町 | 1,100円 | 2,266円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 11 | 沼津市 | 680円 | 2,280円 | 口径別 | 令和7年1月1日 |
| 12 | 御殿場市 | 1,040円 | 2,360円 | 口径別 | 令和6年4月1日 |
| 13 | 西伊豆町 | 1,320円 | 2,420円 | 単一 | 令和6年4月1日 |
| 14 | 伊豆急行(株) | 1,133円 | 2,453円 | 用途別 | 令和元年10月1日 |
| 15 | 藤枝市 | 1,056円 | 2,464円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 16 | 裾野市 | 990円 | 2,475円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 17 | 伊東市 | 1,037円 | 2,500円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 18 | 大井上水道企業団 | 1,106円 | 2,514円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 19 | 磐田市 | 1,339円 | 2,582円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 20 | 伊豆市 | 1,625円 | 2,595円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 21 | 静岡市※ | 1,430円 | 2,607円 | 口径別 | 令和2年10月1日 |
| 22 | 松崎町 | 1,212円 | 2,632円 | 単一 | 令和元年10月1日 |
| 23 | 下田市 | 1,166円 | 2,651円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 24 | 森町 | 1,452円 | 2,662円 | 口径別 | 令和5年4月1日 |
| 25 | 御前崎市 | 1,033円 | 2,695円 | 口径別 | 令和5年4月1日 |
| 25 | 島田市 | 1,265円 | 2,695円 | 口径別 | 令和5年4月1日 |
| 27 | 湖西市 | 1,375円 | 2,750円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 28 | 東伊豆町 | 1,430円 | 2,849円 | 用途別 | 令和元年10月1日 |
| 29 | (株)ICP | 2,160円 | 2,851円 | 用途別 | 平成26年4月1日 |
| 30 | 熱海市 | 1,380円 | 2,870円 | 口径別 | 令和6年4月1日 |
| 31 | 袋井市 | 1,320円 | 2,970円 | 口径別 | 令和4年4月1日 |
| 32 | 掛川市 | 1,466円 | 3,299円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 33 | 河津町 | 1,650円 | 3,520円 | 単一 | 令和4年4月1日 |
| 34 | 南伊豆町 | 1,650円 | 3,630円 | 単一 | 平成27年2月1日 |
| 35 | 菊川市 | 1,655円 | 3,645円 | 口径別 | 令和元年10月1日 |
| 36 | 牧之原市 | 1,760円 | 3,685円 | 口径別 | 令和元年11月1日 |
出典:静岡県くらし・環境部環境局水利用課「静岡県の水道の現況」(令和8年3月・PDF)の「上水道事業料金一覧表(令和6年度)」
県平均・全国平均と比べる
県の一覧では、県平均は10立方メートルで1,221円、20立方メートルで2,536円です。注記にある令和5年度の全国平均は、10立方メートルで1,590円、20立方メートルで3,353円でした(静岡県「静岡県の水道の現況」)。県平均は36事業主体の20立方メートルの料金を単純に平均した値(約2,536.3円)と合っています(この記事で計算)。
20立方メートルの料金が令和5年度の全国平均3,353円を上回ったのは、河津町・南伊豆町・菊川市・牧之原市の4事業主体です。最も高い牧之原市の3,685円は、最も安い長泉町の1,150円の3.2倍です(どちらもこの記事で数えた・計算した値)。
料金体系は「口径別」が最も多く、「用途別」と「単一」がそれぞれ4事業主体です(この記事で数えた)。静岡市と浜松市はどちらも口径別で、水道メーターの口径ごとに基本料金が決まります(下の「事業所の水道料金は口径と水量で変わる」で説明します)。
静岡市・浜松市・沼津市の料金改定
3市の改定の早見表
この記事では、静岡市・浜松市・沼津市の3市の改定を各市の公式ページと資料で確かめました。県の令和6年度の一覧では、沼津市は令和7年1月1日の改定後の2,280円が載り、浜松市の2,156円は市の示す改定前の料金と同じで、静岡市の2,607円は市が示す改定前の2か月40立方メートルの料金5,214円のちょうど半分です(この記事で照合)。

| 市 | 改定の時期 | 家庭の例 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|---|---|
| 静岡市 | 2026年6月使用分から | 口径20ミリ・2か月40立方メートル | 5,214円 | 5,650円 |
| 浜松市 | 2025年10月 | 口径13ミリ・1か月20立方メートル | 2,156円 | 2,504円 |
| 沼津市 | 令和6年7月1日と令和7年1月1日の2段階 | 1か月20立方メートル | 1,610円 | 2,280円 |
静岡市:2026年6月使用分から値上げ
静岡市は、2026年6月使用分から水道料金・下水道使用料を改定しました。支払いに反映されるのは、奇数月に検針する地区が2026年8月の支払い分(7月検針分)から、偶数月に検針する地区が2026年9月の支払い分(8月検針分)からです。改定の議案は、静岡市議会の令和8年2月定例会で可決されました(静岡市「2026年6月使用分から水道料金・下水道使用料を値上げします」)。
市が示すモデルケース(2か月分・税込み)は次のとおりです。
| 使い方 | 水道料金 | 下水道使用料 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 少量:口径20ミリ・40立方メートル(単身世帯、一般家庭) | 5,214円→5,650円(8.4%) | 5,554円→5,998円(8.0%) | 10,768円→11,648円(8.2%) |
| 中量:口径40ミリ・1,000立方メートル(飲食店、コンビニ、店舗、事業所など) | 198,000円→245,400円(23.9%) | 208,834円→263,266円(26.1%) | 406,834円→508,666円(25.0%) |
| 大量:口径75ミリ・10,000立方メートル(学校、病院、商業施設、大規模事業所など) | 214万5,550円→270万5,370円(26.1%) | 237万5,834円→308万366円(29.7%) | 452万1,384円→578万5,736円(28.0%) |
市は、2025年から2040年までの15年間は、3年ごとに段階的に水道料金・下水道使用料を改定するとしています。今回の単価で1か月20立方メートル(口径20ミリ)を計算すると2,825円で、2か月40立方メートルの5,650円の半分です(この記事で計算)。
静岡市:基本料金の40%を4か月分軽減
静岡市は、国の重点支援地方交付金を使い、2026年8月から12月使用分のうち4か月分の水道料金の基本料金を40%軽減します。申込みは要りません。対象は静岡市と給水契約を結んでいる水道と簡易水道の使用者で、官公庁は除きます(静岡市「物価高騰対策として水道料金の基本料金の一部を軽減します」)。
偶数月に検針する地区は2026年10月・12月検針分(8月から11月使用分)、奇数月に検針する地区は2026年11月と翌年1月の検針分(9月から12月使用分)が対象です。簡易水道(井川・日向・坂ノ上)は2026年11月と翌年1月の検針分です。軽減は基本料金だけで、使った水量に応じた従量料金と下水道使用料は対象外です。
| 口径 | 基本料金(1か月・税込み) | 軽減後 | 軽減額 |
|---|---|---|---|
| 13ミリ・20ミリ | 889.9円 | 533.9円 | 356円 |
| 25ミリ | 1,430円 | 858円 | 572円 |
| 30ミリ・40ミリ | 3,746.6円 | 2,247.6円 | 1,499円 |
| 50ミリ | 8,934.2円 | 5,360.2円 | 3,574円 |
| 75ミリ | 17,681.4円 | 10,608.4円 | 7,073円 |
| 100ミリ | 31,662.4円 | 18,997.4円 | 12,665円 |
| 150ミリ | 80,169.1円 | 48,101.1円 | 32,068円 |
浜松市:2025年10月の改定と減額の終了
浜松市は2025年10月に水道料金を改定し、平均改定率は17.9%です。契約全体の約75%を占める「口径13ミリ、1月当たり使用水量が30立方メートル以下」の区分は、平均改定率を超えないように料金を決めたとしています(浜松市「2025(令和7)年10月の水道料金改定について」)。
口径13ミリ・1か月20立方メートルの水道料金は、改定前の2,156円が、減額期間中は2,294円、改定後は2,504円です。改定後の内訳は、基本料金777円70銭と、従量料金1,727円(10立方メートルまで50円60銭、11〜20立方メートルまで122円10銭)です。
減額は国の重点支援地方交付金を使ったもので、基本料金を改定前の水準に据え置き、従量料金の増加率を一律4割引き下げる方法でした。当初は2026年3月31日使用分までで、その後2回延長され、2026年9月30日使用分で終了しました。対象は給水契約を結んでいる全市民・事業者(官公庁を除く)でした(浜松市「2025(令和7)年10月の水道料金改定について」)。
沼津市:2段階の改定
沼津市は改定前の令和6年2月にパンフレット「ぬまづ上下水道だより」で、急激な負担の増加を和らげるため2段階で改定すると案内しました。一般的な家庭(口径13・20・25ミリ)の1か月20立方メートルの水道料金は、1,610円から令和6年7月1日に1,950円、令和7年1月1日に2,280円になりました(沼津市「令和7年1月1日使用分から水道料金が変わりました」)。下水道使用料は、1か月20立方メートルで2,600円から令和6年7月1日に3,090円です(沼津市「ぬまづ上下水道だより」(水道料金・下水道使用料の改定・PDF))。
事業所の水道料金は口径と水量で変わる
口径別の基本料金と使うほど上がる単価
静岡市の水道料金は、水道メーターの口径ごとに決まる基本料金と、使った水の量に応じた従量料金の合計です(静岡市「水道料金・下水道使用料の計算のしくみ」)。改定後の基本料金(1か月・税込み)は口径13ミリ・20ミリが889.90円、25ミリが1,430.00円、30ミリ・40ミリが3,746.60円、50ミリが8,934.20円、75ミリが17,681.40円です。

従量料金(1立方メートルあたり)は、使う量が多い段ほど単価が上がります。
- 10立方メートルまでの分 66.00円
- 10立方メートルを超え20立方メートルまでの分 127.60円
- 20立方メートルを超え50立方メートルまでの分 193.60円
- 50立方メートルを超え100立方メートルまでの分 226.60円
- 100立方メートルを超え500立方メートルまでの分 249.70円
- 500立方メートルを超え1,000立方メートルまでの分 267.30円
- 1,000立方メートルを超える分 270.60円
浜松市も、基本料金はメーターの口径で決まり、従量料金は水を多く使うほど単価が上がる「逓増制」です(浜松市「水道料金について」)。
2か月ごとの請求と下水道使用料
静岡市は水道メーターを2か月ごとに検針し、2か月分をまとめて請求します。下水道を使っている場合は、下水道使用料も合わせて請求します。2か月分の使用水量は2で割って1か月分ずつ計算し、余りは前月分に入れます(静岡市「水道料金・下水道使用料の計算のしくみ」)。
県の一覧は上水道の水道料金なので、下水道使用料を合わせて払う事業所では、請求書の金額は一覧の金額より大きくなります。静岡市の下水道使用料の基本使用料は口径に関係なく一律1,129.70円(1か月)です。蒲原・由比地区は公共下水道が敷設されていないため、下水道使用料はかかりません。
事業所の改定率が高い静岡市の改定
静岡市は、他都市と比べて中位の少量使用者(一般家庭等)の改定率を低めにし、下位(安価)の中量〜大量使用者(事業所等)の改定率を高めに設定しました。比べた相手は、人口100万人以下の政令市9市の水道料金・下水道使用料です(静岡市「2026年6月使用分から水道料金・下水道使用料を値上げします」)。
そのため、合計の改定率は家庭の例(口径20ミリ)が8.2%なのに対し、中量の例(口径40ミリ)は25.0%、大量の例(口径75ミリ)は28.0%です。飲食店や大規模事業所など水を多く使う事業所は、家庭の値上げ幅で予算を組まず、自社の口径と水量で計算し直します。
値上げの理由:耐震化と老朽管の更新
静岡市:15年間の集中投資
静岡市は、能登半島地震の経験と、南海トラフ地震の今後30年以内の発生確率の引き上げを受け、2025年から15年間を集中投資期間として耐震化を加速するとしています。2035年までに災害拠点病院・災害対策本部・中学校区に1か所の避難所(給水拠点)で、2040年までに小学校区に最低1か所の避難所で給排水ができる状態を目指します(静岡市「2026年6月使用分から水道料金・下水道使用料を値上げします」)。

15年間の総費用は1兆957億円(水道4,135億円・下水道6,822億円)で、国庫補助金や企業債を使っても約1,031億円の財源が必要になると試算しています(2025年時点)。市はこの不足を補うために料金を改定し、改定を3年ごとの段階的な形にするのは、世代間の公平性と物価などの社会情勢を反映するためだと説明しています。
浜松市:2年連続の損失と耐震化
浜松市の水道事業会計は、2022(令和4)年度に続き2023(令和5)年度も純損失を出し、事業運営に必要な資金残高が減っていました。市は、料金改定などで収支を改善しなければ2026(令和8)年度中に民間企業でいう倒産状態となる見込みだと説明し、能登半島地震の教訓などから、水道施設の耐震化や老朽管更新の必要性と緊急性が高まったとしています(浜松市「水道料金の改定の背景について」)。
同じページでは、浜松市の水道料金は1996(平成8)年1月を最後に約30年間増額改定をしてこなかったと説明しています。南海トラフ地震に備えた社内の連絡の準備は南海トラフ臨時情報の社内連絡文を生成AIで|静岡の事業所にまとめています。
静岡の会社で水道料金の数字を使う場面
経費の見直しと価格改定の説明
静岡市で口径40ミリ・2か月1,000立方メートルを使う事業所の例では、上下水道の合計が2か月で101,832円増えます。値上げを価格に反映するかを考える会社は、検針票の口径と水量で自社の増加額を出してから判断します。取引先やお客さまへの説明文の作り方は静岡市と浜松市で違う物価|価格改定の説明文を生成AIでで紹介しています。

出店や拠点の候補地を比べるとき
県の一覧は県内36事業主体を1つの表で比べられる資料ですが、令和6年度の料金です。候補地の比較表に使うときは「令和6年度・1か月20立方メートル使用時」と書き、契約する口径の料金を各事業主体の現行の料金表で確かめます。
飲食店・宿泊業の請求額を確かめるとき
水を多く使う店は、静岡市の軽減(基本料金の40%・4か月分)が口径によって1か月356円から32,068円まで違うことも押さえておきます。店舗の事務作業の見直しは静岡の小売・飲食店の生成AI|任せる仕事と任せない仕事で取り上げています。
生成AIで準備できること、人が決めること
任せてよい準備
- 検針票の口径・使用水量・請求額を、月ごとの表に起こす下書き(数字は検針票と照合する)
- 市の単価表を使った、改定前後の料金の検算
- 拠点ごとの水道料金を同じ条件(口径・水量・1か月)にそろえた比較表の下書き
- 値上げを社内や取引先に説明する文の下書き
人が決めること
- どの拠点の、どの期間の請求を比べるか
- 値上げ分を価格に反映するかどうか
- 社外に出す資料での表現と、数字の最終確認
指示の例
次の数字だけを使って、社内向けの説明文を200字以内で書いてください。 ・静岡市の水道料金・下水道使用料は2026年6月使用分から改定 ・口径40ミリ・2か月1,000立方メートルの例:合計406,834円→508,666円(改定率25.0%) ・2026年8月から12月使用分のうち4か月分は、水道の基本料金の40%を軽減(口径40ミリは1か月1,499円) 条件: 1. ここにない数字、他社名、理由の推測は書かない 2. 軽減は基本料金だけで、従量料金と下水道使用料は対象外と書く 3. 自社の金額は検針票で計算し直すと書く
出てきた文の数字が市の資料と合っているか、軽減の対象の書き方が正しいかを確かめてから使います。

まとめ
県の令和6年度の一覧では、1か月20立方メートルの水道料金の県平均は2,536円で、最も高い牧之原市3,685円は最も安い長泉町1,150円の3.2倍でした。沼津市は令和6年7月と令和7年1月の2段階で料金を改定し、一覧には改定後の2,280円が載っています。令和6年度より後に、浜松市は2025年10月に、静岡市は2026年6月使用分から料金を改定しています。
事業所は、口径と使用水量で料金も改定率も大きく変わります。静岡市の改定では、家庭の例の8.2%に対して、中量の例(口径40ミリ)は25.0%、大量の例(口径75ミリ)は28.0%です。比較や見積もりには、各事業主体の現行の料金表と自社の検針票の数字を使います。
この記事の数字は、2026年10月16日時点で確認した県と3市の公式ページとPDFの値です。
よくある質問
Q. 静岡県で水道料金が一番安い市町はどこですか。
A. 県の令和6年度の一覧(1か月20立方メートル)では、長泉町の1,150円が最も安く、小山町1,397円、伊豆の国市1,584円が続きます。令和6年度の料金なので、その後に改定した市町があります。
Q. 静岡県で水道料金が一番高い市町はどこですか。
A. 同じ一覧では、牧之原市の3,685円が最も高く、菊川市3,645円、南伊豆町3,630円が続きます。令和5年度の全国平均3,353円を上回ったのは、河津町を加えた4事業主体です。
Q. 静岡市の水道料金はいつから値上げですか。
A. 2026年6月使用分からです。支払いに反映されるのは、奇数月に検針する地区が8月の支払い分から、偶数月に検針する地区が9月の支払い分からです。口径20ミリ・2か月40立方メートルの例では、水道料金が5,214円から5,650円になります。
Q. 静岡市の基本料金の軽減は申込みが必要ですか。
A. 申込みは要りません。2026年8月から12月使用分のうち4か月分の水道料金の基本料金が40%軽減され、軽減後の金額で請求されます。従量料金と下水道使用料は対象外です。
Q. 浜松市の水道料金はいくらになりましたか。
A. 2025年10月の改定で、口径13ミリ・1か月20立方メートルの水道料金は2,156円から2,504円になりました(減額期間中は2,294円)。平均改定率は17.9%です。改定に合わせた減額は、2026年9月30日使用分で終わりました。
あわせて読みたい
運営元 Uravation より自社に近い業務から着手先を選ぶ材料として、業務別の生成AI活用事例50例を無料で公開しています。 生成AI活用事例 業務別50選を受け取る(無料)
参考・出典
- 静岡県くらし・環境部環境局水利用課「静岡県の水道の現況」(令和8年3月・PDF)
- 静岡市「2026年6月使用分から水道料金・下水道使用料を値上げします」(2026年10月13日更新)
- 静岡市「物価高騰対策として水道料金の基本料金の一部を軽減します」(2026年7月16日更新)
- 静岡市「水道料金・下水道使用料の計算のしくみ」(2026年10月1日更新)
- 浜松市「2025(令和7)年10月の水道料金改定について」(2026年10月1日更新)
- 浜松市「水道料金の改定の背景について」(2026年8月5日更新)
- 浜松市「水道料金について」(2025年5月13日更新)
- 沼津市「ぬまづ上下水道だより」(水道料金・下水道使用料の改定・PDF・令和6年2月)
- 沼津市「令和7年1月1日使用分から水道料金が変わりました」(2025年2月13日更新)