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静岡県の学校給食費の早見表|令和8年度の小学校無償化と中学校

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静岡県の学校給食費の早見表|令和8年度の小学校無償化と中学校

この記事の要点

公立小学校の子は、確かめた5市とも令和8年度の給食費の保護者負担がない

令和8年(2026年)4月から、国は公立小学校の児童の給食の食材費を自治体に支援する「学校給食費の抜本的な負担軽減」を始めました。基準額は完全給食で児童一人・一月当たり5,200円です(文部科学省「学校給食費の抜本的な負担軽減」)。食材費が基準額を超える部分は、自治体によって保護者から徴収することがあります。静岡県内でこの記事が公式ページで確かめた静岡市・浜松市・沼津市・焼津市・富士宮市の5市は、市立(公立)小学校の令和8年度の給食費の保護者負担をなくしています(無償化)。

中学校は国の負担軽減の対象外で、市ごとに保護者の負担が残る

国の「学校給食費の抜本的な負担軽減」の対象は公立小学校で、中学校は入っていません。中学校の令和8年度の保護者負担は、1食あたり静岡市325円・浜松市346円・沼津市330.60円・焼津市302円です。富士宮市は、物価高騰分を市費で負担し、保護者負担額を令和7年度から変えていません。この記事は、2026年10月28日に文部科学省と5市の公式ページ・資料から取得した内容で書いています。

早見表:静岡県5市の令和8年度の学校給食費

小学校と中学校の保護者負担

5市の公式ページ・資料の値を、1食あたりの保護者負担で並べました。

市 小学校(令和8年度) 中学校(令和8年度・1食あたりの保護者負担) 出典の書き方
静岡市 保護者負担なし(無償化) 325円 物価高騰分は公費で負担し、今の保護者負担額を据え置く
浜松市 0円 346円(令和7年度は364円) 小学校は保護者負担なし・中学校は保護者負担を軽減
沼津市 全額公費負担 330.60円(月額約6,000円) 中学校は令和7年度と同額に据え置く
焼津市 無償化 302円(1食単価407円のうち105円を市が負担) 国の基準額5,200円(月額)を超える費用は市で負担
富士宮市 実質無償化 保護者負担額は変更ありません 物価高騰分は市費で負担
図: 上に帯「令和8年度」。左の箱「小学校」から下の札「保護者負担なし」へ矢印、右の箱「中学校」から下の札「保護者の負担が残る」へ矢印、中央に縦の仕切り線
図解1|令和8年度、確かめた5市とも公立小学校は保護者負担なし。中学校は国の負担軽減の対象外で保護者負担が残る

出典: 静岡市「令和8年2月17日市長定例記者会見 会見録」/浜松市「学校給食費」(2026年4月1日更新)/沼津市教育委員会「令和8年度 沼津市立小中学校の学校給食費について」(令和8年4月)/焼津市「単価と給食数」(2026年6月5日更新)/富士宮市「令和8年度 学校給食費について」(2026年4月10日更新)

表の読み方の注意

1食あたりの値は、市ごとに書き方が違います。静岡市・浜松市・沼津市・焼津市の中学校の値は、保護者が負担する1食あたりの額です。1年の給食の回数も市で違うので、年額は市の通知で確かめます。この表は5市の値で、県内のほかの市町は、住んでいる市町の教育委員会のページで確かめます。

静岡市の学校給食費

小学校は無償化、中学校は1食325円を負担

静岡市の市長は、令和8年2月17日の定例記者会見で、小学校の給食費を無償化し、中学校は物価高騰分を公費で負担して今の保護者負担額を据え置くと説明しました。会見では「保護者負担額が、小学校は保護者負担なし、中学校は1食325円分負担していただく」と述べています(静岡市「令和8年2月17日市長定例記者会見 会見録」)。

図: 上に帯「静岡市」。左の列は箱「小学校」から下の箱「保護者負担なし」へ矢印、右の列は箱「中学校」から「物価高騰分を公費で負担」、さらに「今の保護者負担額を据え置く」へ矢印。中央に縦の仕切り線
図解2|静岡市は、小学校の給食費を無償化し、中学校は物価高騰分を公費で負担して今の保護者負担額を据え置く

予算での位置づけ

静岡市の「令和8年度当初予算(案)の概要」では、「給食費の無償化等(小中学校・こども園・保育所等)」に33億1,977万円を計上しています。小学校の給食費は無償化し、中学校・こども園等は物価高騰による食材費の値上がり相当分を公費で負担して給食費を据え置くとしています(静岡市「令和8年度当初予算(案)の概要」)。この一般会計予算は、市議会の令和8年2月定例会で原案のとおり可決されています(静岡市議会「令和8年2月定例会の結果」)。

浜松市の学校給食費

小学校は0円、中学校は1食346円

浜松市の市立小学校の令和8年度の学校給食費は、保護者負担がありません。中学校は保護者負担を軽減し、1食あたり346円です(令和7年度は364円)。小学校の分は給食費負担軽減交付金と物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金、中学校の分は物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を使っています(浜松市「学校給食費」)。

図: 左から右へ3つの箱「5月中旬に通知」「10期に分け」「口座振替」がつながり、「口座振替」の下に札「納付書」
図解3|浜松市の給食費は、4月から3月までを10期に分け、口座振替か納付書で納める。年間の納付額は5月中旬に通知

食材費の見直しと支払いの時期

浜松市は令和8年度に食材費を見直し、1食あたりの食材費は、市立小学校で令和7年度3学期の341円から389円、市立中学校で417円から481円になりました。給食を食べない子(非喫食者)の対応は、令和8年3月の案内の時点で「現在検討中」とされています(浜松市教育委員会「令和8年度の学校給食について」(令和8年3月))。

浜松市の給食費は、4月から3月までを10期に分け、口座振替か納付書で納めます。年間の納付額は5月中旬に通知されます。令和7年度以前の給食費に未納がある場合は、無償化にかかわらず納めます。病気やけが等で5日以上続けて休む時に給食を止める届出と、給食を再開する時の届出は、小学校の保護者も出します。

沼津市・焼津市・富士宮市の学校給食費

沼津市は中学校の月額約6,000円

沼津市の令和8年度の1食単価は、小学生350円(月額約6,400円)・中学生418円(月額約7,600円)です。保護者負担は、小学校は全額公費負担で、中学校は令和7年度と同額に据え置き、1食330.60円(月額約6,000円)です。中学校の年額は60,499円で、5月から2月の年10回(予定)の口座振替で納めます(納付書での支払いもできます)。生活保護の教育扶助の対象の児童は国の交付金の対象外のため、国の定める基準額が保護者負担額になります(年間約57,200円)(沼津市教育委員会「令和8年度 沼津市立小中学校の学校給食費について」)。

図: 上の箱「小学校の給食費」から下に並ぶ3つの箱「沼津市」「焼津市」「富士宮市」へ線がつながり、それぞれの下に札「全額公費負担」「無償化」「実質無償化」
図解4|小学校の給食費の書き方は市ごとに違う(沼津市は全額公費負担、焼津市は無償化、富士宮市は実質無償化)

焼津市は中学校の1食単価のうち105円を市が負担

焼津市の2026年度の1食当たりの給食費は、小学校256円(1食単価323円のうち67円を市が負担)です。小学校は2026年度から国の給食費負担軽減交付金を活用して無償化し、国の基準額5,200円(月額)を超える費用は市で負担しています。中学校は302円(1食単価407円のうち105円を市が負担)です(焼津市「単価と給食数」)。

富士宮市は令和9年度以降に変わる場合がある

富士宮市は、市内公立小学校の児童の給食費を、国・県の給食費負担軽減交付金と不足分の市費で実質無償化しています。中学校は昨年度と同じく物価高騰分を市費で負担し、保護者負担額は変わりません。富士宮市は、令和8年度の小学校の実質無償は国の補助制度を活用した暫定的な措置で、令和9年度以降、国の制度廃止などの変更が出た時は対応を変える場合があるとしています(富士宮市「令和8年度 学校給食費について」)。

国の「抜本的な負担軽減」の決まり

基準額と対象

国の支援の基準額は、児童一人・一月当たり次の額です。年間では11か月分の支援です。

給食の種類 小学校・義務教育学校前期課程 特別支援学校 小学部
完全給食(パン又は米飯等+ミルク+おかず) 5,200円 6,200円
補食給食(ミルク+おかず) 4,800円 5,800円
ミルク給食(ミルクのみ) 1,200円 1,200円
図: 左の箱「国」から中央の箱「給食費負担軽減交付金」、右の箱「自治体」へ矢印、「自治体」から下の札「食材費」へ矢印、全体の下に帯「保護者の手続は不要」
図解5|国の給食費負担軽減交付金は自治体の食材費を支援するもので、保護者の手続は原則不要(給食を食べられない児童への自治体の支援を受ける時は個別の手続)

出典: 文部科学省「学校給食費の抜本的な負担軽減」

保護者の手続きは原則要らない

文部科学省は、保護者の手続は不要としています。重度のアレルギーなどで給食を食べられない児童への支援を行う自治体があり、その支援を受ける時は個別の手続が要ります。この取組は個人に給食費を給付するものではなく、自治体が給食の食材を買う経費を国が支援するものです。これまでの「いわゆる給食費無償化」という表現は、「学校給食費の抜本的な負担軽減」に改められました。

会社の総務が子育て中の社員に伝えること

中学生の子がいる社員は負担が残る

小学生の子だけの社員は、確かめた5市に住み、子が市立(公立)小学校に通っていれば、令和8年度の給食費の保護者負担がありません。中学生の子がいる社員は、5市とも負担が続きます(1食あたり静岡市325円・浜松市346円・沼津市330.60円・焼津市302円、富士宮市は令和7年度と同じ額)。住んでいる市町で額が違うので、社内で一律の額を案内せず、市の通知を見てもらいます。

生成AIで社内の案内文を下書きする

社内報や福利厚生の案内に載せる時は、この記事の早見表と住んでいる市のページを生成AIに渡し、「小学生の子がいる人」「中学生の子がいる人」で分けた案内文を下書きさせると手早く作れます。額と年度は、出す前に市の通知と照らし合わせます。

まとめ

令和8年度は、確かめた静岡県の5市とも公立小学校の給食費の保護者負担がありません。中学校は国の負担軽減の対象外で、1食あたり静岡市325円・浜松市346円・沼津市330.60円・焼津市302円の負担が残ります。富士宮市は、令和9年度以降に国の制度が変わった時は、小学校の実質無償の対応を変える場合があるとしています。

よくある質問

Q. 給食費の無償化を受けるのに申し込みは要りますか。

A. 文部科学省は、保護者の手続は不要としています。重度のアレルギーなどで給食を食べられない児童への支援を自治体から受ける時は、個別の手続が要ります。国の支援は、自治体が給食の食材を買う経費を支えるもので、個人に給付するものではありません。

Q. 静岡市の中学校の給食費はいくらですか。

A. 静岡市の市長は令和8年2月17日の記者会見で、中学校は1食325円分を保護者に負担してもらうと説明しました。物価高騰分は公費で負担し、保護者負担額は据え置いています。

Q. 浜松市で小学校の給食費が0円でも、届出は要りますか。

A. 浜松市は、病気やけが等で5日以上続けて休む時に給食を止める届出と、再開する時の届出を、無償化にかかわらず小学校の保護者にも求めています。令和7年度以前の未納分は、無償化にかかわらず納めます。

Q. 来年度(令和9年度)も小学校は無償ですか。

A. 富士宮市は、令和8年度の実質無償は国の補助制度を活用した暫定的な措置で、令和9年度以降に国の制度が変わった時は対応を変える場合があるとしています。住んでいる市町の来年度の案内で確かめます。

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参考・出典