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静岡県の子ども医療費の早見表|35市町の自己負担と静岡市・浜松市

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静岡県の子ども医療費の早見表|35市町の自己負担と静岡市・浜松市

この記事の要点

33市町は自己負担なし、静岡市・浜松市は高校生年代の通院に自己負担あり

静岡県の「こども医療費助成の市町実施状況一覧」(令和8年10月1日現在)では、35市町すべてが0歳から18歳年度末(高校3年生相当)までの通院と入院を助成しています。助成するのは保険診療の自己負担分で、県の事務取扱要領では、保険が使えない医療費や入院証明書料、差額ベッド代は対象に含まれません(静岡県「こども医療費助成事業事務取扱要領」)。静岡市と浜松市を除く33市町は、通院も入院も自己負担がありません。静岡市と浜松市では、高校生年代が診療時間内に通院すると、受診1回につき500円までの自己負担があります。浜松市では、小・中学生と高校生世代の診療時間外の通院は助成の対象外です(静岡県「こども医療費助成の市町実施状況一覧」(令和8年10月1日現在))。所得制限は全市町でありません。18歳年度末まで(高校生相当年齢)の助成要件(婚姻時・就労時など)は、市町によって異なります。

静岡市は7月、浜松市は10月に中学生までの診療時間内の通院を無料にした

静岡市は令和8年7月から、中学生年代までの日中の通院費と、高校生年代までの入院時の食事代を無償にしました(静岡市「子ども医療費助成制度」)。浜松市は10月1日から、小・中学生の診療時間内の通院の自己負担を1回500円から0円にし、入院時の食事療養費も0円にしました(浜松市「お知らせ」(やさしい日本語のページ・2026年9月))。診療時間外の通院は、静岡市では1歳から中学生年代までの子が急病センターと在宅当番医を除き1回500円まで、高校生年代が1回500円までの自己負担です(静岡市「子ども医療費助成制度」)。浜松市では、乳幼児が1回500円まで、小・中学生と高校生世代は助成の対象外です(静岡県「こども医療費助成の市町実施状況一覧」(令和8年10月1日現在))。この記事は、2026年10月27日に静岡県・静岡市・浜松市のページから取得した内容で書いています。

早見表:35市町の自己負担(令和8年10月1日現在)

市町ごとの助成と自己負担

静岡県「こども医療費助成の市町実施状況一覧」(令和8年10月1日現在)から書き写しました。自己負担の欄は、保険診療分の自己負担です。表の「15歳年度末」「18歳年度末」の欄は、35市町すべてが通院・入院とも○です。

市町 助成の対象 通院の自己負担 入院の自己負担 入院時の食事助成
下田市・東伊豆町・河津町・南伊豆町・松崎町・西伊豆町 0歳〜18歳年度末 無 無 ○
熱海市・伊東市 0歳〜18歳年度末 無 無 ○
沼津市・三島市・裾野市・伊豆の国市・伊豆市・函南町・清水町・長泉町 0歳〜18歳年度末 無 無 ○
御殿場市・小山町 0歳〜18歳年度末 無 無 ○
富士宮市・富士市 0歳〜18歳年度末 無 無 ○
島田市・焼津市・藤枝市・牧之原市・吉田町・川根本町 0歳〜18歳年度末 無 無 ○
磐田市・掛川市・袋井市・御前崎市・菊川市・森町 0歳〜18歳年度末 無 無 ○
湖西市 0歳〜18歳年度末 無 無 ○
静岡市 0歳〜18歳年度末 高校生は1回500円(毎回)。時間外は下の注記 無 ○
浜松市 0歳〜18歳年度末 高校生は1回500円(毎回)。時間外は下の注記 無 ○
図: 上に札「県の一覧(令和8年10月1日現在)」。その下に2段あり、上の段は「33市町」から右の「通院・入院とも自己負担なし」へ、下の段は「静岡市・浜松市」から右の「高校生年代の通院に自己負担あり」へ矢印が向かう(どちらも保険診療の自己負担分)
図解1|県の一覧(令和8年10月1日現在)では、保険診療の自己負担分について、33市町は通院・入院とも自己負担なし、静岡市・浜松市は高校生年代の通院に自己負担あり(時間外の扱いは一覧の注記)

食事助成の欄の○は、市町の上乗せ助成で医療機関の窓口での徴収がないことを示します。

一覧の注記

県の一覧には、次の注記があります。

  • 所得制限:全市町なし
  • 現物給付方式(医療機関でこども医療費助成制度の自己負担額のみを支払う方式):全市町
  • 市町によって「18歳年度末まで(高校生相当年齢)」の助成要件(婚姻時・就労時など)が異なる

静岡市の欄には、通院の時間外受診について「0歳:自己負担額は無し(償還払い)」「1歳~高校生年代:1回500円(償還払い)」と書かれています。浜松市の欄には、「小中高生の通院の時間外診療は助成対象外。乳幼児の通院自己負担は無し(時間外は1回500円)」と書かれています。

県の制度は入院1日500円・通院1回500円、33市町は上乗せで自己負担なし

県の制度の自己負担

静岡県のこども医療費助成事業は、県内に住む0歳から18歳年度末(高校3年生相当)までのすべての子が対象です。県内の医療機関でこども医療費受給者証を見せると、入院は1日あたり500円、通院は1回につき500円(保険診療の自己負担が500円未満ならその額)の自己負担で受診できます。通院は月5回目から無料で、所得制限はありません。県外の医療機関では受給者証が使えないため、住んでいる市町に払い戻しを申請します(静岡県「こども医療費助成事業」(2026年9月28日更新)・静岡県「こども医療費助成事業費補助金交付要綱」・静岡県「こども医療費助成事業事務取扱要領」)。

図: 同じ大きさの帯が上下に2本。下の帯「県の制度」の右に札「0歳から18歳年度末」「所得制限はありません」、上の帯「市町の独自の助成」の右に札「33市町は上乗せで自己負担なし」(保険診療の自己負担分)
図解2|県の制度は0歳から18歳年度末までが対象で所得制限はなく、その上に市町の独自の助成が重なり、33市町は上乗せで保険診療の自己負担がなくなる

市町の独自の助成

県のページは、「市町によっては、独自の助成制度を実施し、自己負担無しで医療費の助成を受けることができます」と書いています。令和8年10月1日現在の一覧では、33市町がこの上乗せで通院・入院とも自己負担をなくしています。

受給者証は市町に申請する

助成を受けるには、住んでいる市町で受給者証の交付申請をします。静岡県「こども医療費助成事業」には、市町ごとの問い合わせ先の電話番号が並んでいます。静岡市は054-221-1381、浜松市は053-457-2792です。

静岡市:7月から中学生年代までの日中の通院が無料

令和8年7月からの自己負担

静岡市の「子ども医療費助成制度」から、令和8年7月からの助成内容を年齢ごとに並べました(静岡市「子ども医療費助成制度」)。

年齢 通院 入院 院外処方箋の薬代
1歳の誕生月の末日まで 自己負担なし 自己負担なし(食事療養費標準負担額を含む) 自己負担なし
1歳から15歳到達後最初の3月31日まで 診療時間内は自己負担なし。診療時間外は、急病センターと在宅当番医を除き1回500円まで 自己負担なし(食事療養費標準負担額を含む) 自己負担なし
15歳到達後最初の4月1日から18歳到達後最初の3月31日まで 1回500円まで 自己負担なし(食事療養費標準負担額を含む) 自己負担なし
図: 左の箱「令和8年6月まで」に札「通院の自己負担」「入院時の食事代も助成の対象外」。右の箱「令和8年7月から」に見出し「無償」と札「中学生年代までの日中の通院費」「高校生年代までの入院時の食事代」。左から右へ矢印が1本
図解3|静岡市は令和8年7月から、中学生年代までの日中の通院費と高校生年代までの入院時の食事代を無償にした(6月までは1歳以上の通院に自己負担があり、入院時の食事代も助成の対象外)

急病センターと在宅当番医を除く診療時間外の通院は、償還払い(医療機関でいったん支払い、後日、各区の子育て支援課で申請して助成を受ける方法)です。申請は受診した月の翌月から12か月以内で、1か月分をまとめて申請します。申請した月の分を後から追加することはできません。持ち物は、子ども医療費助成支給申請書、受給者証、子の加入医療保険情報のわかるもの、受給者名義の振込先がわかるもの、領収証の原本です(静岡市「静岡市子ども医療費の助成対象を拡充します」(令和8年7月)・静岡市「子ども医療費助成制度」)。

6月までとの違い

令和8年6月までは、1歳から18歳到達後最初の3月31日までの子の通院は、1回500円までの自己負担でした。入院時の食事代も助成の対象外でした。7月からは、中学生年代までの日中の通院と、高校生年代までの入院時の食事代が無償になりました。市は新しい受給者証を6月末に送っていて、7月1日からはそれを使います(静岡市「子ども医療費助成制度」)。

静岡市の助成の対象外

静岡市の場合、助成の対象外になる主な費用は次のとおりです。

  • 保険適用外の費用(診断書料・証明書料、健康診査料、予防接種代、選定療養費など)
  • 学校等の管理下でのケガなどで、スポーツ振興センターの災害共済給付制度が使える場合
  • 交通事故などの第三者行為によるケガの治療で、損害賠償に相当する額

医療機関で助成が使えず、後日払い戻しの手続きが要る場合もあります。

浜松市:10月1日から小・中学生の診療時間内の通院が無料

9月30日までと10月1日からの違い

浜松市のやさしい日本語のページ「お知らせ」(2026年9月)から、こども医療費の欄を書き写しました(浜松市「お知らせ」(やさしい日本語のページ・2026年9月))。

対象者 9月30日まで(通院) 9月30日まで(入院) 10月1日から(通院) 10月1日から(入院)
乳幼児 0円 0円(食事療養費はあてはまりません) 0円 0円(食事療養費も0円)
小・中学生 1回につき500円 0円(食事療養費はあてはまりません) 0円 0円(食事療養費も0円)
高校生世代 1回につき500円 0円(食事療養費はあてはまりません) 1回につき500円 0円(食事療養費も0円)
図: 左に札「10月1日から(通院)」と箱「小・中学生」。門で2本に分かれ、「診療時間内」の道は右上の「無料」へ、「診療時間外」の道は右下の「助成の対象外」へ矢印が向かう
図解4|浜松市の10月1日からの小・中学生の通院は、診療時間内なら無料、診療時間外は助成の対象外

時間外の通院と受給者証

このお知らせには、「診療時間以外の時間に病院などで診てもらったときにかかるお金は、無料になりません」と書かれています。浜松市の制度のページでは、小・中学生と高校生世代の助成は医療機関等の診療時間内の受診に限られ、時間外診療、休日当番医の日も含む休診日、夜間救急室・天竜休日救急診療所の受診は助成の対象外です。乳幼児のこれらの受診は1回500円で、500円未満の時はその額です。高校生世代の通院の1回500円も、500円未満の場合はその額です(浜松市子育て情報サイト「乳幼児医療費助成制度とは」・浜松市子育て情報サイト「小・中学生、高校生世代医療費助成制度とは」)。新しい受給者証は9月中に郵送されていて、10月1日からはそれを使います。浜松市の令和8年度予算の説明では、乳幼児は6歳以下で小学校就学前の3月31日までの子で、制度改正の時期は「令和8年10月診療分から」です(浜松市「(拡充)こども医療費助成事業」(令和8年度予算・2026年3月23日更新))。

会社の総務・人事が知っておくこと

健康保険が変わる従業員には届出を伝える

静岡市の場合、子の健康保険が変わった時は、加入医療保険変更届出書と、子の加入医療保険情報のわかるもの(資格確認書、資格情報のお知らせ、加入証明書、マイナ保険証など)を各区の子育て支援課に出します。マイナ保険証の場合は、マイナポータルにログインできるモバイル端末も持っていきます。電子申請もでき、「子ども医療費各種変更届(電子申請)」から申請します(静岡市「子ども医療費助成制度」)。入社・退職で子の加入する健康保険が変わる従業員には、住んでいる市町の案内で手続きを確かめるよう伝えておきます。

図: 上に札「静岡市の場合」。上の段は「子の健康保険が変わった時」から「加入医療保険変更届出書」「子育て支援課」へ、下の段は「受給者証を使った医療費」から「高額療養費」「市が受け取ります」へ、左から右へ矢印でつながる
図解5|静岡市の場合、子の健康保険が変わった時は、加入医療保険変更届出書に子の加入医療保険情報のわかるものを添えて各区の子育て支援課へ出す(電子申請もできる)。受給者証を使った医療費に高額療養費が出る時は市が受け取る

高額療養費は市が受け取る

静岡市の案内では、受給者証を使った医療費について健康保険から高額療養費が出る場合、その高額療養費は市が受け取ります。すでに支給されていれば受給者が市に納め、支給前なら市が健康保険組合等から直接受け取ります。支給前の場合は、市が被保険者等に委任状や同意書の提出をお願いすることがあります(静岡市「子ども医療費助成制度」)。従業員から聞かれた時に答えられるよう、この仕組みを担当者で共有しておきます。

生成AIで社内の案内を下書きする

県内の複数の市町から通う従業員がいる会社は、この記事の早見表を生成AIに渡し、「従業員の住む市町ごとに、子ども医療費の自己負担と問い合わせ先を並べた社内向けの案内にして」と頼むと、下書きが早く作れます。自己負担の有無や時間外の扱いは、県の一覧と各市町のページで人が確かめてから出します。

まとめ

静岡県の子ども医療費助成は、35市町すべてで0歳から18歳年度末までの通院と入院が対象で、助成するのは保険診療の自己負担分です。令和8年10月1日現在、33市町は通院・入院とも自己負担がなく、静岡市と浜松市は高校生年代の診療時間内の通院が1回500円までです。静岡市は令和8年7月から中学生年代までの日中の通院を、浜松市は10月1日から小・中学生の診療時間内の通院を無料にしました。診療時間外の通院は、静岡市では1歳から中学生年代までの子が急病センターと在宅当番医を除き1回500円まで、高校生年代が1回500円までで、浜松市では乳幼児が1回500円まで、小・中学生と高校生世代は助成の対象外です。県の制度だけなら入院1日500円・通院1回500円(月5回目から無料)で、所得制限はありません。

よくある質問

Q. 静岡市の子ども医療費はいつから無料になりましたか。

A. 令和8年7月から、中学生年代までの日中の通院費と、高校生年代までの入院時の食事代が無償になりました。高校生年代の通院は1回500円までの自己負担です。

Q. 浜松市の子ども医療費は10月から何が変わりましたか。

A. 10月1日から、小・中学生の診療時間内の通院の自己負担が1回500円から0円になり、入院時の食事療養費も0円になりました。高校生世代の診療時間内の通院は1回500円(500円未満の場合はその額)のままです。小・中学生と高校生世代の診療時間外の通院は、助成の対象外です。

Q. 静岡県内で通院も入院も自己負担がない市町はどこですか。

A. 県の一覧(令和8年10月1日現在)では、静岡市と浜松市を除く33市町が、通院・入院とも自己負担なしです。対象は保険診療の自己負担分で、保険が使えない費用(診断書料など)は助成されません。

Q. 子ども医療費の助成に所得制限はありますか。

A. 県の一覧では、所得制限は全市町でありません。

Q. 夜間や休日に受診した時も無料ですか。

A. 静岡市は、1歳の誕生月の末日までの子は自己負担がありません。1歳から中学生年代までの子は急病センターと在宅当番医を除き1回500円まで、高校生年代は1回500円までの自己負担です。急病センターと在宅当番医を除く時間外の通院は、医療機関でいったん支払い、後日、各区の子育て支援課で申請して助成を受けます。浜松市は、乳幼児が1回500円(500円未満の時はその額)で、小・中学生と高校生世代は助成の対象外です。ほかの市町の扱いは、住んでいる市町のページで確かめます。

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参考・出典